石のスープとバカリャウ(干し鱈)のグラタン

今日はポルトガル料理のおうちごはん

バカリャウのコロッケを作った時に残って冷凍していたバカリャウを使って週末の同曜日はポルトガル料理を作りました。丹田いづみさんの家庭で作るポルトガル料理―魚とお米と野菜たっぷりを参考にしつつ頑張りましたー!でも、作っていて楽しかったです♪
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週末の夕食・ポルトガル料理のメニュー

  • 鱈(バカリャウ)のクリームグラタン(Bacalhau com Natas)
  • 石のスープ(Spa de Pdra)
  • トマトのサラダ(ポルトガル料理じゃないです)

石のスープって何?

丹田さんの中にある「石のスープ」というスープが妙に気になっていたんです。なので、作ってみました。

ポルトガルの民話に登場するスープです。昔一人の修道僧が貧しい村に辿り着き、石でスープを作って見せるから鍋と水を貸してくれと言って、鍋に石を入れて煮始めました。塩を加えるともっとおいしくなるからと言い、味見をしては、次々と野菜や肉を持ってこさせました。そして、ついに具だくさんの美味しいスープが出来上がりました。これが何を入れても美味しい”ポルトガル版ミネストローネ”です。

家庭で作るポルトガル料理」丹田いづみ著から引用

つまり、「石のスープ(Spa de Pdra)」って「豆の入りポルトガル版ミネストローネ」なんですね。キドニービーンズを入れたんですけど、豆が石のようにも見えますよね。薄味だけどニンニクとオリーブオイルの味がしっかりして私好みでした。豆入りのスープが好きな主人も子供達も喜んでました。
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バカリャウ(干し鱈)を使ったクリームグラタン

ポルトガルではバカリャウ(干し鱈)を良く食べるそう。日本の生鱈に塩を振って一晩冷蔵庫に置くことでもでも代用できると、丹田さんの家庭で作るポルトガル料理―魚とお米と野菜たっぷりでは書かれていますが、通販でバカリャウを入手できたので、バカリャウを水につけて塩抜きして作りました。
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「バカリャウ(干し鱈)、ジャガイモ、玉ねぎ」の組み合わせはポルトガル料理の王道。塩抜きしたバカリャウを茹で出てから身をほぐして、玉ねぎとジャガイモと一緒に炒めました。炒めるのに使った油はオリーブオイルです。ホワイトソースも久しぶりに手作り。やっぱり、手作りのホワイトソースは格別ですね♪仕上げにはポルトガル産のオリーブをのせました。だけど、オリーブの塩抜きを忘れてしょっぱすぎて食べれませんでした(>_<)せっかくの大粒のオリーブなのにー!次回はリベンジしなきゃ。

ポルトガル料理を作るなら丹田いづみさんのレシピ本がお奨め

私が持っているポルトガル料理のレシピ本は丹田いずみさんの家庭で作るポルトガル料理―魚とお米と野菜たっぷり一冊だけですが、ポルトガル料理の基本のレシピがずらりと紹介されています。ポルトガル料理って日本ではあまり食べられるお店もないし、イメージ湧きにくいですが写真も多くて作る意欲が湧いてきます。ポルトガル料理に使う食材が手に入るお店もいくつか紹介されていたり、ポルトガルのエピソードも載っていて丹田いづみさんのポルトガル料理への愛が感じられます。お奨めです。

ポルトガル食材のお店メルカード・ポルトガル 輸入食材さんのサイトでも丹田いずみさんのレシピが多数掲載されいます⇒丹田いずみさんのポルトガル料理のレシピリンクはこちら

バカリャウ(干し鱈)を使い切ってしまったから、またネットで注文しちゃいました。ポルトガルの上質なオリーブオイルとの天日塩のお塩も♪届くのが楽しみです。

買ったのはこれです↓購入したお店はメルカード・ポルトガル 輸入食材さん